トランスフォーマー プレミアムフィニッシュ
PF SS-05
TRANSFORMERS PREMIUM FINISH
PF SS-05
OPTIMUS PRIME
【プレミアムフィニッシュ/PREMIUM FINISH】
日本オリジナル「プレミアムフィニッシュ」登場! ラインナップはスタジオシリーズとWFCシリーズからセレクト。成型色、塗装色、日本独自のカラーリング/ウェザリングで仕上げることでハリウッド実写映画やCGアニメ作品そのままの姿をより忠実に再現した新しいプレミアムシリーズの誕生です!
【オプティマスプライム/OPTIMUS PRIME】
第5弾は映画2作目『トランスフォーマ―/リベンジ』よりオプティマスプライムの登場です。
ロボットモードからボンネット型トレーラーヘッドに変形。
ビークルモードでは実車のカラーをより忠実に再現するとともに、ロボットモードでは汚し塗装などを追加、より劇中のシーンを再現するため、銃と剣が2個ずつ付属しています。
テックスペック
体力? 知力? 速度? 耐久力? 地位? 勇気? 火力? 技能?
【パッケージ】
表面。
箱は他のプレミアムフィニッシュシリーズと同様に金色の文字で「PREMIUM FINISH」と書かれており、中の玩具が見られない仕様。
パッケージにはビークルモード・ロボットモードの写真が載っています。
対象年齢8才以上。
※写真と商品は異なる場合があります。
※パッケージに使用している写真は撮影用に一部彩色、加工しております。
裏面。
商品写真とシリーズの説明が載っています。
※セット内容以外は別売りです。また、セット内容以外の商品写真については販売されていない商品も含まれる場合があります。
上面。
サイド。
底面。
警告&注意。
【中箱】
このように梱包されていました。
【説明書】
プレミアムフィニッシュシリーズに合わせて新規で作られたものが一枚付属。
オプティマスプライム/Optimus Prime
オートボット/Autobot
ボイジャー/Voyager Class
トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-05 オプティマスプライムの成型色、塗装色を日本独自のカラーリング/ウェザリングで仕上げた重塗装仕様に加え、武器も追加されています。
【ビークルモード/Vehicle Mode】
ボンネット型トレーラーヘッド/Conventional semi-truck
映画に登場したのはファイヤーパターンが施されたピータービルト・379・トレーラーヘッドになります。ただ玩具的には特に記載がなく、リカラー元のSS-05でも「ファイヤーパターンが特徴的なトラック」と書かれている為、似たデザインのトラックという扱いになりそうです。
暗めだった成形色や塗装部分がSS-25やSS-39の様な明るめに変更されているので一目で違いが分かりますね。
各アングルから。
正面から見るとグリル部分にオートボットエンブレムがあります。
型的に見ると煙突部分が短いのと、これは個体差かもしれませんがボンネット部分が正面から見ると隙間が出てしまうのが多少気になりました。
塗装箇所はファイヤーパターンがとても綺麗に施されており、タンク周りの塗装もしっかりされているので不満などは無く、理想的だと感じました。
【各部アップ】
写真は追加塗装や成型色の変更によって劇中のCGに近づけた箇所になります。
(ウェザリングは隙間から見えるロボットモードのパーツ以外では特に見当たりませんでした)
【ジョイント】
矢印で示した箇所には凹ジョイントがあるので...
付属武器を取り付けておくことが出来ます。
説明書に載っている位置に武器を取り付けた状態。
ただ説明書ではナンバリングされていないので、デフォルトは最初に載せた写真の方になります。
武器の位置は反対にしても取り付けることが出来ました。
また矢印の凹ジョイントを利用すれば...
SS-39の様にコンテナを牽引出来ます。
写真はトランスフォーマー キングダムで発売されたオプティマスプライム(アースライズ オプティマスの再販版)付属のトレーラーなので試してはいませんが、径が合えば他のトレーラーも牽引出来ると思います。
あまりオススメは出来ませんが、武器を装着したままでもトレーラーを牽引出来ました。
setumeidou51point.hatenablog.com
底面にはスタンドに利用出来るジョイント穴が開いているので...
そこを利用すれば浮かせるようにしてディスプレイが出来ます。
(アクションベース5を使用)
【可動箇所】
タイヤは全て動くのでコロ走行が可能です。
「トランスフォーム!」
【ロボットモード/Robot Mode】
オプティマスプライム/Optimus Prime
ビークルモードの時も書きましたが、成形色の変更と塗装箇所が明らかに増えているのでかなり見栄えが良くなったと感じられます。
今だと見慣れてきているのであまり感じないかもしれませんが、ロボットモードだとアレンジの強さがわかりますね。このデザインだからとも思いますがファイヤーパターンが本当に合っていてカッコ良いです。
各アングルから。
変形方法は慣れるまでは多少難易度は高めに感じられると思います。
ロボットモードではオートボットエンブレムは無く、ビークルモードであったエンブレムは隠れてしまっているので確認出来ませんでした。
ビークルモード時に感じられた追加塗装などはロボットモードでも問題なくあるので、パッケージの商品写真と同じイメージで手に取ってみても重塗装品だと感じられると思います。またウェザリング塗装は膝パーツにのみ施されていました。
膝のパネルパーツや...
背面のタンク部分はロックなどが無いので気になりました。
(膝のパネルパーツは説明書だと上げていないのですがパッケージなどでは上がっているので記事では両方の写真が使われています)
ちなみに背面に配置されているガワパーツもロックなどはありませんでした。
このガワパーツが気になる人は多そうですが、他の方のレビューサイトを見ると折り曲げて角度を付けると、平のガワパーツ感が軽減され立体的に見えるので良いかもしれません。(だた横から見ると隙間が開いてしまいます)
【頭部アップ】
目は水色、メットの額やサイド、マスク部分はシルバーで塗装されています。
【各部アップ】
ロボットモードで追加塗装やウェザリングによって映像に沿ったカラーや質感を再現した箇所になります。
【スタンド用ジョイント】
矢印の箇所にスタンドに使えるジョイント穴があるので...
浮かせるようにしてディスプレイが可能です。
(アクションベース5を使用)
またビークルモード時に使用したジョイント穴も...
問題なく使用出来ました。
(アクションベース5を使用)
【デュアル エナジーソード/Dual Energon Swords】
右左のエナジーソードが1つずつ付属。
リカラー元にも付属した武器になりますが、持ち手の5㎜凸ジョイントの塗装は無くなっているみたいです。
パッケージなどには2本の剣と書かれていますが、他の名称だとバトルブレードと言う名前もあります。ただ最近だとデュアルエナジョンソードと言う読み方になりそうですね。
単体アップ。
右腕用になります。
サイドから。
単体アップ。
こちらは左腕用。
サイドから。
手に持たせてポージング。
横から見ると腕部が直接変形したように見えます。
ビークルモード同様に背中の凹ジョイントにデュアルエナジーソードの凸ジョイントを差し込めば...
背中にマウント出来ます。
【イオンブラスター/Ion Blaster】
同じものが2つ付属。
リカラー元のSS-05には付属していませんが、SS-05のリデコ玩具になるSS-25・SS-39で付属した武器になります。SS-39の方は成形色のみでしたが、SS-25に付属したイオンブラスターの様に銃口は黒で、持ち手以外の全体はシルバーで塗装されていました。
単体アップ。
名称はパッケージだと2丁の銃と書かれていますが、海外版同様にイオンブラスターで良いと思われます。
持ち手は5㎜凸ジョイントになっていて、片方のサイドや底部に凸ジョイントがあり、反対側のサイドには凹ジョイントがあります。
銃口アップ。
特に5㎜凹ジョイント等ではない為、エフェクトパーツを取り付けたりは出来ません。ただ銃口が開いているので、今回載せてある写真の中にはエフェクトパーツを取り付けてある写真が数枚あります。
手に持たせてポージング。
エナジーソードと同じ手順でイオンブラスターも背中にマウント出来ます。
【可動箇所】
頭部はポールジョイントですが、横方向には写真ぐらいまでしか動かせません。
肩部のパーツはヒンジによって可動し、肩部分同様に写真ぐらいまで上げられます。肩は360°回転可能で肩と肘の間にロール軸があり、肘は90°曲がります。拳もロール軸なので360°回転可能。
腰可動はそのままだと背中のガワパーツが干渉してしまうのですが、上に上げれば360°回転可能です。
股関節は前後にロール軸、丸で囲った箇所にも可動軸があり膝近くにはロール軸があります。膝関節は干渉する限界まで曲がり、接地するパーツは脚部との接続部分に横方向の可動箇所があり接続されているパーツ自体も前後に動く為、足首は柔軟に動きます。
前後には写真ぐらいまで上げられます。
前←・→後
足首の前後の可動範囲はここまで。
開脚はここまで出来ます。
接地はこのぐらい。
立膝は問題なく行えます。
【以下、適当なポージング】
「自由は全ての生き物が持つ権利だ!」
「この星に平和を取り戻すためだ、覚悟は出来ている。オートボット出動!」
「トランスフォーム!」
ロボットモード/Robot Mode。
「メガトロン!」
「プライム!」
「人間は生きるに値しない!」
「人間にも運命を決める権利はある!」
「ではお前も奴らと共に死ね!」
「人間諸共滅びるがいい!」
「反吐が出る...」
「サム、君は命がけでキューブを守ってくれた...もし私がメガトロンを倒せなかったら私の胸にキューブを押し当てろ!私がこの身を犠牲にする!」
「私の後ろにいろ...一対一で勝負だ、メガトロン!」
「残るのは俺だけだ、プライム!」
「戦いが終わった時、どちらかが倒れ、どちらかが残る!」
「まだ弱い者の為に戦うのか⁈だからお前は勝てぬ!」
「殺してやる!よこせ、オールスパークを!」
「サム!キューブを私によこせ!急げ!」
「サム⁈ よせサム!」
「こうするしかなかったのだ、友よ...」
「隠れるサム!隠れろ!」
「早く!行け!行け!」
「来たぞ!」
「トランスフォーム!」
「弱いぞ!」
「役立たずの、メタルのクズめ!」
「ガラクタの!」
「スクラップめ!この!」
「エネルゴンの源がもう一つ隠されてる!その小僧が道しるべだ!」
「オプティマス!」
「わが種族の未来よりも、人間一人の命の方が大事だと言うのか!」
「お前は一人殺すだけでは済まない!」
「方を付けてやる!」
【比較】
ビークルモードでトランスフォーマー プレミアムフィニッシュ PF SS-02 オプティマスプライムと比較。
これはロボットモードでも言えることですが、バンブルビー版になるPF SS-02の方はG1の姿に近いので並べるとデザインの差に目が行きます。
ロボットモードでトランスフォーマー プレミアムフィニッシュ PF SS-02 オプティマスプライムと比較。
元々同じシリーズで発売されているので変形方法は違えど、感触は近いと感じました。
また玩具ではPF SS-05の方が背が低いのですが、設定だと逆になっているみたいです。
武器を持たせて1枚。
理由が分からないので一概には判断できませんが、パッケージに載っている姿などから塗装箇所が減ってなく、リカラー元から武器が追加されて付属するのでこちらのPF SS-05 オプティマスプライムの方が全体的に見るとプレミアムフィニッシュの名前に相応しく好印象でした。本体のボリュームは違うのですが、この2体はSSからPFになって上がった価格の差も同じぐらいでPF SS-05の方は武器が追加されていることを考えると余計にそう思えてしまいます。
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PF SS-03 メガトロンとビークルモードで比較。
今回レビューしているPF SS-05 オプティマスプライムは映画2作目『トランスフォーマ―/リベンジ』版なので映画1作目『トランスフォーマ―』版のメガトロンと並べるのは多少違和感がありますが、同じプレミアムフィニッシュという事で並べてみました。
PF SS-03 メガトロンとロボットモードで比較。
劇中に近い身長差なのが素晴らしいと思います。
最後は武器を持たせて1枚。
PF SS-05 オプティマスの方は付属武器が豊富なのでPF SS-03 メガトロンの武器がフレイル(チェーンメイス)のみなのが寂しく感じます。逆に言うと、オプティマスのリカラー元のスタジオシリーズ SS-05に付属していなかった武器が追加で付属するようになったので、この仕様がデフォルトになっていくのか今後のプレミアムフィニッシュに期待ですね。
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他のプレミアムフィニッシュシリーズのレビューはこちらになります。
以上【プレミアムフィニッシュ/PREMIUM FINISH】 トランスフォーマー プレミアムフィニッシュスタジオシリーズ PFSS-05 オプティマスプライム のレビューでした。
プレミアムフィニッシュのスタジオシリーズでは五番目に発売され、プレミアムフィニッシュシリーズでは三体目のオプティマスプライムになります。
この型はスタジオシリーズの中でも初期に発売され、この型を基にしたリデコ玩具も発売されています。最初に発売されたこの型のオプティマスは背面にビークルモードのガワパーツが配置されているのが一番気になる点だと思うのですが、その為かそれが緩和されているSS-25・SS-39型が発売されている中、リカラー元の選定でSS-05が選ばれているのでこれを気にかける人は多そうです。背面以外だとSS-05の方も優れている点とSS-25・SS-39でオミットされた箇所もあるので一概には言えませんが今後のラインナップにも関係があるかもしれないので今後のプレミアムフィニッシュに期待ですね。
他に気になる点はビークルモード時に感じられる煙突部分の短さとロボットモード時の首と足首の可動範囲。ですが型として気になる箇所なのでプレミアムフィニッシュ版で改めて気にする箇所ではない気もします。
今回はこの型でプレミアムフィニッシュが発売された方に目が行きがちですが、塗装面では重塗装品になっていて暗かった成形色も明るめに変更されていたりなど理想的な色合いだと感じられました。「プレミアムフィニッシュ」と言う名前からも一番当てはまるのはこのPFSS-05 オプティマスプライムかもしれません。
背中のパーツに目が行きがちですが、シリーズとしては実写映画そのままの姿をより忠実に再現したカラーリングとなっているのでその面を見れば本当にオススメです!
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「ありがとうございました!」