トランスフォーマー プレミアムフィニッシュ
PF SS-04
ラチェット
TRANSFORMERS PREMIUM FINISH
PF SS-04
RATCHET
【プレミアムフィニッシュ/PREMIUM FINISH】
日本オリジナル「プレミアムフィニッシュ」登場! ラインナップはスタジオシリーズとWFCシリーズからセレクト。成型色、塗装色、日本独自のカラーリング/ウェザリングで仕上げることでハリウッド実写映画やCGアニメ作品そのままの姿をより忠実に再現した新しいプレミアムシリーズの誕生です!
【ラチェット/RATCHET】
プレミアムフィニッシュスタジオシリーズ第4弾は映画1作目『トランスフォーマ―』よりラチェットの登場です。
オートボットのベテラン軍医。命を救う事に身をささげる彼は、全ての防衛と救助の二つの目的に対応する事ができる。 人間の体調から思考を読み取ることが可能だが、少々デリカシーに欠けるところもある。 ハマーH2レスキュー車に変形する。
テックスペック
体力? 知力? 速度? 耐久力? 地位? 勇気? 火力? 技能?
【パッケージ】
表面。
箱は他のプレミアムフィニッシュシリーズと同様にウィンドウボックスではない為、中の玩具が見られない仕様。金色の文字で「PREMIUM FINISH」と書かれているのは高級感があって良いですね。
パッケージにはビークルモード・ロボットモードの写真が載っていますがビークルモードの変形が一部間違って載っていました。
(間違っている個所は頭部を回転していない為、ビークルモード時にロボットモードの顔が正面を向いたままになっている所です)
対象年齢8才以上。
※写真と商品は異なる場合があります。
※パッケージに使用している写真は撮影用に一部彩色、加工しております。
裏面。
商品写真とシリーズの説明が載っています。
※セット内容以外は別売りです。また、セット内容以外の商品写真については販売されていない商品も含まれる場合があります。
上面。
サイド。
底面。
警告&注意。
【中箱】
このように梱包されていました。
【説明書】
プレミアムフィニッシュシリーズに合わせて新規で作られたものが一枚付属。
ラチェット/Ratchet
オートボット/Autobot
デラックス/Deluxe Class
トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-04 ラチェットの成型色、塗装色を日本独自のカラーリング/ウェザリングで仕上げた重塗装品になります。
同じスタジオシリーズで映画 第3作目に登場した姿を再現・付属武器を変更したSS-14 ラチェットも発売されているのでこの型だと3体目になりますね。
【ビークルモード/Vehicle Mode】
ハマー H2/Hummer H2
公式HPでは「ハマーH2レスキュー車」と書かれていました。
流石にフル塗装されているわけではありませんが今回成形色の変更と各部に塗装箇所の追加・プリントが施されており、リカラー元のSS-04 ラチェットから情報量などが格段に増えています。このプレミアムフィニッシュ ラチェットの場合はビークルモードの方が差が分かりやすくなっていると感じました。
またウェザリング塗装の方はビークルモードには無く、ロボットモードの一部に施されています。
各アングルから。
今までだとパッケージとの差に残念に感じる箇所などがありましたが今回はパッケージ通りの塗装パターンになっていると思います。
写真で見ると色味が場所によって違うのが気になりますが肉眼で見る分にはそこまで気になりませんでした。どちらかと言うと正面からだとロボットモードの頭部が、サイドからだと腕部が見えてしまっている方が個人的には気になりました。
ルーフラック(ルーフキャリア)部分やサイドのパーツの合いが悪い箇所がありました。
スタジオシリーズで発売された時にも指摘があったみたいなので個体差ではないかもしれません。
【各部アップ】
写真は追加塗装や成型色の変更によって劇中に近づけた箇所になります。
【ジョイント】
各部には5㎜凹ジョイントがあるので...
付属武器などを取り付けて置く事が出来ます。
矢印で示した箇所に取り付ければ...
【ビークルモード/Vehicle Mode】
ハマー H2/Hummer H2
パッケージや説明書に載っている状態に出来ます。説明書のステップ数はこの状態までナンバリングされているので玩具的にはこの状態が通常の形態だと思います。
またビークルモード用のスタンド穴はありませんでした。
【可動箇所】
タイヤは全て動くのでコロ走行が可能。
「トランスフォーム!」
【ロボットモード/Robot Mode】
ラチェット/Ratchet
リカラー元のSS-04 ラチェットは塗装箇所が少ない事から単色のイメージが強かったのですが今回のプレミアムフィニッシュ版は追加塗装が施されているのでかなり見栄えが良く見えます。
成形色はSS-04と比べるとより黄色がかった色合いに変更されていました。個人的には気に入りましたが場面によってはもう少し緑がかった色にも見えるので人によっては多少気になるかもしれません。
またロボットモードではビークルモード時とは違い、パーツの合いなどが悪い箇所は無かったのでほっとしました。
各アングルから。
背中のルーフラック(ルーフキャリア)部分はやはり気になりますね。
頭部・腕部に塗装が追加されライト部分の色がメタリックスカイブルーからシルバーに変更されているのでロボットモードでも印象が大分違って見えます。ただつま先部分にウェザリングがされているのですが浮いて見えてしまい多少違和感を感じました。
個人的に好きな箇所として変形の手順で一部回転させる箇所があるのですがそこは楽しかったです。変形自体は今まで発売されてきたプレミアムフィニッシュスタジオシリーズの中でも一番簡単だと思います。
【頭部アップ】
目は水色、顔はシルバーで塗装されています。
ここだけ見るとマスターピースよりも塗装されている様に感じられるので追加塗装されて本当に良かった。
【各部アップ】
ロボットモードで追加塗装やウェザリングによって映像に沿ったカラーや質感を再現した箇所になります。
【ジョイント】
左右の腕部には5㎜凹ジョイントがあり、手も5㎜径になっています。
矢印の箇所にスタンド穴があるのですが隙間が小さすぎてスタンドジョイントが差し込めない為...
ロックを外し背中のパーツを上げて上げれば...
浮かせるようにしてディスプレイが可能です。
(アクションベース4を使用)
この仕様もあり背中のルーフラック(ルーフキャリア)部分がどうしても気になってしまいます。
【バズソー/Buzzsaw】
単体アップ。
パッケージには武器としか書かれていませんがバズソー(電動丸のこ)で良いと思われます。ウェザリング塗装などはありませんが全体的にシルバーで塗装され裏側には持ち手になる5㎜凸ジョイントがあります。
5㎜凹ジョイントに装着するとこんな感じ。
手に持たせる事も出来ます。
今回付属品はこれだけなのでSS-14の方に付属したガン/Gun(恐らくレーザーキャノン)も付属して欲しかったところ。
【可動箇所】
頭部はロール軸、360°回転させる事が出来ます。肩部分は独特で本体側の接続はポールジョイントの為360°回転ができ、腕の方は前方にのみ多少スイングする可動箇所があります。その下にロール軸があるのですがロールさせる箇所も肘関節同様に曲げる事が出来るので肘は90°までしか曲げられませんが二重関節の様に腕部を曲げる事が出来ます。また手首は固定になっていました。
後から見た肩部分の独特な可動箇所。
腰の可動はありませんでした。股関節はポールジョイント接続、腿の中はロール軸になっていて多少曲げられます。膝関節は90°以上曲がり足首は脚部の方に後ろにのみ動かせる可動箇所があり、接地するパーツとはポールジョイントで接続されています。
外側←・→内側
腿のロールは360°の回転は出来ず写真ぐらいまでが限界です。
前にはこのぐらいまで上げられます。後ろには股関節と背中のパーツが干渉してしまうの為、ほとんど動かせませんでした。
前←・→後
足首の前後の可動範囲はここまで。
前には動かせませんが後ろには写真ぐらいまで動かす事が出来ます。
開脚はここまで出来ます。
接地はこのぐらい。
立膝は背中のパーツはありますが一応行えます。
「トランスフォーム!」
ロボットモード/Robot Mode。
バズソー/Buzzsaw。
ブロウルとの戦闘で使用していたのが印象的でした。
「メガトロンだ!下がれ!急げ!下がれ!」
「サム!我々が守る!」
「援護しろー!」
戦いが終わりオプティマスプライムの方に向かうラチェット。
同じプレミアムフィニッシュシリーズで映画1作目『トランスフォーマー』に登場するTFのレビューはこちら。
setumeidou51point.hatenablog.com
同じプレミアムフィニッシュシリーズで映画2作目『トランスフォーマ―/リベンジ』に登場するTFのレビューはこちらです。
setumeidou51point.hatenablog.com
他のプレミアムフィニッシュシリーズのレビューはこちらになります。
スタジオシリーズのレビューはこちら。
ムービー系(バンブルビー)のレビューはこちらです。
ムービー系(最後の騎士王)のレビューはこちらです。
ムービー系(ロストエイジ)のレビューはこちらです。
ムービーデザインのトランスフォーマートミカのレビューはこちらです。
以上【プレミアムフィニッシュ/PREMIUM FINISH】 トランスフォーマー プレミアムフィニッシュ スタジオシリーズ PFSS-04 ラチェット のレビューでした。
プレミアムフィニッシュのスタジオシリーズでは4番目に発売され、プレミアムフィニッシュWFCシリーズのPF WFC-04 スタースクリームと同時発売される予定でしたがラチェットの方が発売日が変更された為、3月に発売されるTFの数が今年も多くなっています。
このラチェットはPF WFC-02 メガトロンに続いてプレミアムフィニッシュの名前に相応しい玩具だと感じました。メガトロンとは違い大部分が塗装されているわけではありませんが各部に塗装箇所が追加され、プリントも多く施されているのでこの型では決定版と言って良いと思います。
ただ7月に発売予定のPF SS-05 オプティマスプライムには新たに銃が2個ずつ付属する事がアナウンスされているのでこのプレミアムフィニッシュ ラチェットにもSS-14の方に付属した銃が欲しかったですね。
気になった点はビークルモードでのパーツの合いが悪かった箇所と背中のジョイントを外さないとスタンド穴が使用できない点。可動範囲も各部それぞれで見た場合は決して狭く無いのですが何か遊び辛いと感じてしまいました。
触ってみると気になる点はありますが追加塗装などにより見栄えが良いので置いてあるだけでついつい手が伸びてしまいます。
この流れで映画1作目『トランスフォーマ―』に登場したTF達がプレミアムフィニッシュで発売されたら嬉しいですね。このプレミアムフィニッシュ版ラチェットは同型を持っていない方はもちろん、SS-04 ラチェットを持っている方にもお勧めできる玩具になっていると思います!
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「ありがとうございました!」