トランスフォーマー レガシー エヴォリューション
TL-53 ブラジオン
TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION
TL-53 BLUDGEON
通常販売(国内・海外)
今回レビューするのは国内版になります。海外でもトランスフォーマー レガシー エヴォリューション コミックユニバース ブラジオンとして発売されていていますが、玩具自体に海外版との差は無く、パッケージや説明書に日本語のシールが貼られているのが主な違いです。
【トランスフォーマー レガシー/TRANSFORMERS LEGACY】
その名が示すようにトランスフォーマー世界の人気キャラクターが同じ世界に集結し新たな世代を創り出します。
「キングダム」に続き人気のビーストウォーズキャラクターのリファインも継続しつつ、ビーストウォーズ以降の人気キャラクターも含めて続々と登場します。
※引用元
トランスフォーマーレガシー|トランスフォーマーオフィシャルサイト|タカラトミー
【ブラジオン/BLUDGEON】
プリテンダーとして格闘術を極めたブラジオンは、新たなるボディを得た事により刀による剣術と強力な武器による火力を身に付けました。エイリアンタンクに変形したその姿に全てのトランスフォーマ―が恐怖するに違いありません。
エヴォフュージョンは2連砲塔を連結合体させて完成する長距離砲です。
その強化進化方法は各々のトランスフォーマーが有する特性によって異なり、無限のパターンが存在します。
※「エヴォフュージョン」とはトランスフォーマーが持つ自身のパワーで武器を強化進化させる技です。
※引用元
TL-53 ブラジオン|トランスフォーマーオフィシャルサイト|タカラトミー
【オリジンユニバース/ORIGIN UNIVERSE】
コミックユニバース/COMIC UNIVERSE
【テックスペック/TECH SPEC】
体力? 知力? 速度? 耐久力? 地位? 勇気? 火力? 技能?
(海外版で確認できるテックスペックは、体力6 知力8 速度2 火力7になります)
ユニバースとテックスペックは国内版だと日本語のシールが貼られている為、QRコードが確認出来ません。
(そもそも日本からだと、正式に対応しているか不明です)
【パッケージ】
表面。
パッケージはレガシーから変更され、エヴォリューションとして新しいパッケージデザインになっています。
裏面。
上面。
サイド。
メインイラストは、エヴォリューションでも引き続きオートボット側と並べるとイラストが繋がります。
(写真は海外版のものを使用)
底面。
【板紙】
このように梱包されていました。
【説明書】
1枚付属。
ブラジオン/Bludgeon
ボイジャー/Voyager Class
TL-26 ディセプティコンターンのリデコ玩具になり、新規の武器が追加されています。
【オルトモード/Alt Mode】
エイリアンタンク/Alien tank
名称は、国内のHPから。
個人的には、「サイバトロニアンタンク」でも良いと思います。
海外版ではパッケージにQRコードがあり、そこで見れるバイオを見ると「タンク」とのみ書かれていました。
各アングルから。
前部にはディセプティコン/Decepticonエンブレムがあります。
オルトモードではリデコされた箇所は無いので、カラーリング以外にターンから変更点はありません。その為、気になる箇所(拳パーツが見えてしまう点と収納されているロボットモードの頭部が、頭部上に配置されるパーツと干渉してしまい多少浮いてしまう点)も同じです。
ただブラジオンとして変形途中で気になる箇所があり、ロボットモードの新規頭部が少し厄介で、普通に入れようとすると兜の角飾りが干渉してしまい、向きを調整しながら隙間に入れ、最後に向きを変えてと...ここだけスムーズにいかないので煩わしさを感じました。
(可動箇所:戦車砲部分は360°回転し、上下にも向けられます)
上面。
底面。
(オルトモードで使用出来る、スタンド用ジョイントはありませんでした)
【3㎜凸ジョイント&5㎜凸凹ジョイント】
各部にある3㎜凸ジョイント・5㎜凹ジョイントを使えば、エフェクトパーツを取り付けることが出来ます。
また、刀はパッケージと...
説明書で取り付け位置が違っていました。
「トランスフォーム!」
【ロボットモード/Robot Mode】
国内では「新たな姿を得た」と書かれおり、QRコードから確認出来るBIOを見ると「ブラジオンは凶悪な戦士である 古代武術 メタリカトの達人であり彼の剣技は戦場で見るの者を恐れさせる」と載っていました。
↓そしてこちらが発表時に使われていたイラストになります。
Since the Transformers Annual 2021 is not now, I think it's safe to show off some of the designs for the characters that appear :)
— Alex Milne (@markerguru) 2021年6月9日
Here is Bludgeon#Transformers #IDW #Hasbro #makingcomics #Bludgeon pic.twitter.com/P1WfeYPVdT
※ポストから引用
この姿ではIDWコミック(2019)に登場時しました。
最初の設定では、本体であるインナーロボが骸骨の顔をした侍のアウターシェルを装着している「プリテンダー」となっています。更にサイバートロンの古代武術「メタリカトー」の達人であり、今でも使い手としては最も知られているTFです。
マーベルコミックスで登場した際は「メイヘム攻撃部隊」に所属しており、後に3代目のリーダーになります。そしてG2では、ディセプティコンのリーダーになっていました。最終的にブラジオンは、ボディーが新しくなったメガトロンと対決し、アウターシェルを破壊されるもタンクにトランスフォームし善戦しますが、メガトロンのレールガンが直撃し、破壊されてしまいます。
IDWコミック(2005)では「ストームブリンガー」で登場。メガトロンからの命令で、ショックウェーブのプロジェクトを調査している時に、ディセプティコンの科学者 サンダーウィングの遺体を発見してしまいます。ブラジオンはサンダーウィングが黙示録の化身であると信じるようになり、仲間と共にカルト化。彼を復活させて荒廃したセイバートロンにかつての栄光を取り戻すことに熱心になっていきます。
ブラジオンはサンダーウィングに引き続きプリテンダーの被験者2号になり、独自のスーパーシェルアーマー(生きた組織を使用した共生型シェルアーマー)を作成。ただやはりというべきか、装着するも精神面で反発が起きてしまいます。そしてサンダーウィングも敗北。ブラジオンはガーラス9(刑務所)に投獄されてしまいました。
(ストームブリンガー以降も出番はあり、翻訳コミックでもダークセイバートロン2まで登場しました)
各アングルから。
ロボットモードだとエンブレムは胸部に配置されています。
玩具を横から見るとやはり薄いと感じてしまいますが、肉抜き穴や隙間などがほとんど目立たないのは好印象でした。
またターンは海外版を購入したので一概には言えませんが、関節が緩く保持力がそこまで無かったのに対し、国内版のブラジオンは全体的に調整されたのか、遊びやすくなっていました。
【頭部アップ】
ドクロに見えるフェイス部分に兜が特徴的な頭部。
元になっているデザインは情報量がありすぎるので、そっくりというわけではありませんが、特徴はほとんど再現されています。口の中のケーブルの様な造形も再現されているのは気に入りました。
またターンで合った、集光ギミックはオミットされています。
(因みにこの頭部は変更後の頭部デザインみたいなので、アゲインで発売されたメガトロンの様に、新たに出る場合はそちらの頭部で発売されるかもしれませんね)
【3㎜凸&5㎜凹ジョイント】
オルトモード同様に、各部にある3㎜凸ジョイント・5㎜凹ジョイントを使えばエフェクトパーツを付けることが可能で、5㎜凹ジョイントには、付属する武器を好きな位置に取り付ける事が出来ます。
【ギミック】
説明書などに記載されていませんが、背中の砲塔は取り外す事ができるので...
ヒットスティックに見立てて手に持たせられます。
(ちょっと怖い感じがしたので持たせていませんが、更に3㎜凸ジョイントを相手に向ければ小銃になるとのこと)
エフェクトパーツを装着して、エナジョンソード(仮)!
【スタンド用凹ジョイント】
矢印の箇所にスタンドに利用出来るジョイント穴があります。
【シグネチャーウェポン/SIGNATURE WEAPON】
刀/Sword
新規の武器。
デザインはIDWコミック「ストームブリンガー」のものみたいですが、アメコミでは、エナジョンを放出しているような表現がされているので専用のエフェクトパーツが欲しくなりますね。
(裏面には5㎜凸ジョイントがあります)
両手持ちでポージング。
柄の先端部は3㎜径になっているのでエフェクトパーツを取り付ける事が出来ます。
(ただ取り付けられないエフェクトパーツもありました)
【シグネチャーウェポン/SIGNATURE WEAPON】
2連砲塔/Double Turret
海外のQRコードから確認すると、「電気砲」となっていて説明文には「高電圧の電気爆発を発射して敵を気絶させます」と載っていました。
玩具はターンで付属する「デュアル バレル フュージョン キャノン」のリカラーになっていて、タンクバレル×2・タンクタレットベースで構成されています。
(5㎜凸凹ジョイントは各部にあります)
エフェクトパーツを装着してポージング。
(刀を持たせているのが、説明書に載っている装備例になります)
また説明書には記載されていませんが、パッケージに載っている様に背中に装着すればバックパックの様になるので、エフェクトパーツを取り付けてポージングしてみました。
【シグネチャーウェポン/SIGNATURE WEAPON】
2連砲塔/Double Turret
背中に装着が出来るよう組み替えが出来ます。
こちらも、エフェクトパーツを装着してポージング。
【エヴォフュージョン/Evo-Fusion】
長距離砲/Long range gun
タンクバレルを連結合体することで、長距離砲になります。
エフェクトパーツを装着した状態で、両手持ちで構えてポージング。
【可動範囲】
可動範囲は、先にレビューしたターンと同じなのですが、膝のロックを外せば正座や...
この様なポーズも行えます。
(詳しい可動範囲はターンのレビュー記事をご覧ください)
【以下、適当なポージング】
[ロボット・イン・ディスガイズ]
「謀られたか...いかん、ウィーリーそこを離れろ!」
「いや、もう着いた...」
[ロボットモード/Robot Mode]
「我が師はもらうぞ!」
[オルトモード/Alt Mode]
「くっ、ブラジオンは逃げたか...」
「ここがLV-117...ウィーリーが数百万年を一人で過ごした星か...」
「どうなっている...みんなはどこだ!?」
「ジアクサス様は船で、逃げおおせた...」
「前回は話もできずに別れたが、ここが終着点だ!あの船は貰っていく、オーア1の秘密もな!」
「何の話だ?完全に妄想の虜となったか!」
「いいや、俺にはわかる!最後の邂逅はこれからだ!」
「俺のために主は戻った!」
「俺が話を聞かせてやろう...しかと心に刻め!」
「自分の矮小さを思い知るのだ!」
「いかん...」
「ブラジオン、とっくに逃げたと思ったぞ!この世界に何をした?!」
「貴様のせいで、この俺まで時空を漂う羽目に...この問題はオートボット1匹の運命を超えている!」
「何なんだ...」
「戦士らしく戻って戦え、ブラジオン!」
「今は御免だ!いずれ追いつく、待っていろ!」
「ブラジオン!」
「もう遅いぞ、装置は起動した!」
「会えて嬉しいぞ、ガルバトロン!」
「どうだかな、ジアクサス...」
「敗北だ...ネクロタイタンは敗れた!これでは予言は成就せん...この星の住民どもは新たなる黄金時代を拒んだのだ!」
「黄金時代の再現など誰も求めていない...」
「我が主よ、デッドユニバースの原初のエネルギーは我々の意のまま...」
「ガルバトロン殿、貴公はデッドユニバースと繋がっているな?」
「我が主よ、奴はもはや燃え滓です...」
「ガルバトロンの運命などに関心はない...準備は整った!」
「ジアクサス、ドライブを起動したまえ!」
「ビーの指示だ!決戦といこうか、ショックウェーブ!」
「攻撃だ!」
「ブラジオン?!」
「トランスフォーム!」
「ワスピネーターヅイてない...」
以上、ブログ(51point)での【レガシー エヴォリューション/LEGACY EVOLUTION】 トランスフォーマー レガシー エヴォリューション TL-53 ブラジオン (海外版ではトランスフォーマーレガシー エヴォリューション コミックユニバース ブラジオン) の 玩具レビューでした。
ブラジオンは長らく玩具とコミックでのみ登場していましたが根強い人気があり、最近ではゲームやサイバーバースでも登場していましたね。
触ってみた感想は基本的にターンと同じですが、オルトモードに変形させる際の頭部収納が手間を感じたのは気になりました。ただ刀が付属し、可動範囲が広いロボットモードは本当に良く動くのでポージングが捗ると思います。
海外のみで発売されている玩具の方が多い中、リデコでも発売されたのは嬉しかったです。まだまだ店頭でも並んでいるので、是非手に取って遊んでみてください!
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「ありがとうございました!」