トランスフォーマー レガシー エヴォリューション
コミックユニバース ターン
TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION
COMIC UNIVERSE TARN
通常販売(国内・海外)
今回レビューするのは海外版の方で、国内ではトランスフォーマー レガシー TL-26 ディセプティコン ターンとして3月下旬発売予定になっています。
それと「Evolution」を翻訳すると「エボリューション」とも出て来ますが、新ギミック「Evo-Fusion」を国内公式HPで見ると「エヴォフュージョン」と訳されているので、それに準じて当記事では「エヴォリューション」と書いております。
【レガシー/LEGACY】
Universes collide!
Transformers: Legacy brings together fan-favorite characters from across the Transformers multiverse. Figures feature deco inspired by their universe with an updated Generations design. In honor of the almost 40-year legacy of Transformers entertainment, the fandoms come together from across the Transformers multiverse, all in one toy line.
宇宙が衝突!
トランスフォーマー レガシーは、トランスフォーマーの多元宇宙全体からファンのお気に入りのキャラクターを集めていました。フィギュアは、更新されたジェネレーションズデザインで彼らの宇宙に触発されたデコを特徴としています。
トランスフォーマーのエンターテインメントのほぼ40年の遺産に敬意を表して、ファンダムはトランスフォーマーの多元宇宙全体から、全て1つの玩具ラインに集まります。
【バイオ/BIO】
COMIC UNIVERSE TARN
Tarn is fiercely loyal to the Decepticon cause, taking his allegiance so far as to affix the Decepticon insignia to his own face.
コミックユニバース ターン
ターンはディセプティコンの大義に非常に忠実であり、自身の顔にディセプティコンのエンブレムを付けてしまうまで忠誠を誓っている。
※自動翻訳に加え自分の言葉に置き換えている為、正確ではありません。
【オリジンユニバース/ORIGIN UNIVERSE】
コミックユニバース/COMIC UNIVERSE
より正確に考えると「IDW コミック」ユニバースと言う事になりそうですね。
【テックスペック/TECH SPEC】
体力9.0 知力9.0 速度4.0 耐久力? 地位? 勇気? 火力9.0 技能?
【パッケージ】
パッケージはレガシーから変更され、エヴォリューションとして新しいパッケージデザインになっています。
上面。
こちら側のサイドにはロボットモードのイラストが描かれています。
レガシー エヴォリューションのディセプティコン側のメインイラスト。
このイラストは...
エヴォリューションでも引き続き、オートボット側と並べるとイラストが繋がります。
底面。
【板紙】
このように梱包されていました。
【説明書】
1枚付属。
コミックユニバース ターン/Comic Universe Tarn
ボイジャー/Voyager Class
【オルトモード/Alt Mode】
サイバトロニアンタンク/Cybertronian tank
オルトモードは、バイオやハズブロパルスのHPを見るとタンクモードとしか書かれていませんが、オリジンユニバースがコミックユニバースと言うことを考えると名称は「サイバトロニアンタンク」で良いと思います。ちなみに国内のHPを見るとエイリアンタンクと書かれていました。
各アングルから。
オルトモードはロボットモードの拳パーツが見えてしまっているのは残念ですが、特徴的なデザインは玩具で再現されています。ただIDWコミックだと全体的に丸っこく描かれており、全体的なボリューム不足は気になってしまう箇所かも知れません。
ターンとしては、非変形モデルならハズブロとは違う別メーカーからライセンス発売されてきましたが、今回ハズブロが販売し尚且つ変形ギミックがあるTF玩具としては初めて発売されたことになります。
小ネタとして、矢印の箇所は説明書通りだと、ロボットモードの頭部が上に向くようになっているのですが、このままだと頭部上に配置されるパーツと干渉してしまい多少浮いてしまいます。
その為...
ロボットモードの頭部を180°回転することによって干渉箇所をなくせるので、こちらの方がより自然なオルトモードにすることが出来るみたいです。
上面。
底面。
(オルトモードで使用出来る、スタンド用ジョイントはありませんでした)
【各部アップ】
前部には、地球の戦車などで見られる「地雷処理システム」の様な物があり、そこにはディセプティコン/Decepticonエンブレムがあります。
【3㎜凸ジョイント】
下部にある砲塔の先端部分は3㎜凸ジョイントになっているので...
エフェクトパーツを取り付けることが出来ます。
【5㎜凸凹ジョイント】
5㎜凸凹ジョイントも各部にあります。
ここにもエフェクトパーツを付けたり...
タンクバレルは取り外せるので各部にある5㎜凹ジョイントに接続できます。
上部にある戦車砲部分は360°回転します。
上←・→下
砲身は5㎜凸ジョイントで接続されているので角度によって多少変わりますが、写真ぐらいまで上下できます。
「トランスフォーム!」
【ロボットモード/Robot Mode】
IDWコミックスではディセプティコン司法局、DJD(網紀粛清を目的にし、リストに載ったTFを追跡し粛清する組織または部隊)のリーダーとして登場しました。
ディセプティコンエンブレムを模したマスクを装着し、変形中毒という設定もターンを魅力的に見せていると思います。
【ロボットモード/Robot Mode】
付属武器を取り外した状態。
各アングルから。
玩具を見ると腿のデザインは違うみたいですが、コミックで描かれた姿が再現されていると思います。肉抜き穴や隙間などもほとんど目立たないのも好印象でした。
ただ横から見ると薄く感じてしまい、オルトモードで感じたボリューム不足感はロボットモードでも気になってしまう箇所だと思います。
【頭部アップ】
マスク部分は塗装されており、他は成形色になっています。
上記でも書いてきましたが、マスクはディセプティコンエンブレムをかたどっており、この「レガシー エヴォリューション」のメインイラストには中央部に戦艦にも見えるターンのようなものが描かれているのを見ると、何か繋がりを感じますね。
また頭頂部にはクリアパーツが見えるので...
集光ギミックを楽しめます。
【各部アップ】
ロボットモードだとエンブレムは胸部に配置されています。
【3㎜凸ジョイント】
オルトモードで3㎜凸ジョイントとした砲塔部分は、ロボットモードだと背中に配置されているので...
同様にエフェクトパーツを装着。
【5㎜凹ジョイント】
5㎜凹ジョイントも各部にあります。
ここにもオルトモード同様にエフェクトパーツを装着したり...
付属する武器をマウント出来ます。
【スタンド用凹ジョイント】
矢印の箇所にスタンドに利用出来るジョイント穴があるので...
浮かせるようにしてディスプレイが可能です。
(写真はアクションベース4を使用)
【シグネチャーウェポン/SIGNATURE WEAPON】
デュアル バレル フュージョン キャノン/Dual-barreled Fusion Cannon
エネルギーの大規模な爆発を発射し、爆風範囲内のあらゆるものを破壊する。
武器はメガトロンと同じ、フュージョンキャノンなのが良いですね。デュアルバレルと言うのが見た目から強そうで気に入りました。ですが玩具では残念ながらボリューム不足に見えてしまいますね。
手に持たせてポージング。
(砲口は5㎜凹ジョイントになっているのでエフェクトパーツを取り付ける事が出来ます)
タンクバレル/Tank barrels
クリアピンク成形になっており、大分部は塗装されています。また設定どおり、デザインは左右で違いました。
(砲口は5㎜凹ジョイントで反対側と、肉抜き穴がある方に5㎜凸ジョイントがあります)
タンクタレットベース/Tank turret base
こちらは塗装されている個所はありませんが、上部パーツと下部パーツの接続部分が可動します。
(前方向以外には5㎜凸凹ジョイントがあります)
【シグネチャーウェポン/SIGNATURE WEAPON】
デュアル バレル フュージョン キャノン/Dual-barreled Fusion Cannon
上記のパーツを組み合わせることによって、背中に装着が出来るよう組み替えが可能です。
【装着方法】
初めに背中にある砲塔パーツを下げます。
そして本体の5㎜凹ジョイントに武器の5㎜凸ジョイントを差し込めば固定完了。
【ロボットモード/Robot Mode】
背中に装着した状態で全体像。
コミックではこの姿で登場しなかったと思うので、玩具オリジナルギミックだと思います。
ポージングしてみました。
更にもう一つギミックがあり、武器同士を矢印の方に接続します。
【エヴォフュージョン/Evo-Fusion】
長距離精密フュージョンキャノン/long-rangeprecision Fusion Cannon
タンクバレルが合体して、長距離精密フュージョンキャノンを形成する。
レガシー エヴォリューションから登場した新ギミック「エヴォフュージョン」になります。エナジョンウエポンに置き換わる形で登場しました。ただギミック的にはシージで登場した「C.O.M.B.A.T.システム」からの最新バージョンと言ったところですね。
手に持たせるとこんな感じ。
(ターンのエヴォフュージョンは武器の組み合わせになっているので、厳密にはこの状態だけをさすわけではないかもしれません)
【可動箇所】
頭部はポールジョイント接続で360°の回転が可能。また下には動かせませんが、上方向には写真ぐらいまで動かせます。
肩は90°まで上げられ、腕側のロール軸で360°の回転が可能。肩と肘の間にもロール軸があり、肘は90°以上曲げられます。ロール軸があるパーツも写真の様に動かす事が出来ます。手首はロール軸で拳パーツも親指以外の指を動かす事が可能です。
腰は360°回転させることが出来ませんでした。
矢印の箇所が干渉してしまう為、90°近くまでなら腰を動かす事が出来ます。
股関節の本体側の接続部分はロール軸、足側は〇で囲った箇所に可動箇所があり柔軟に動きます。腿にもロール軸があり膝関節は約90°以上曲がります。足首は内側にのみ横に動き、接地するパーツ自体も上下させることが出来ます。
前後はここまで。
開脚はここまで出来ます。
接地は写真ぐらいまで。
上←・→下
足首は写真ぐらいまで動かせます。
立膝は問題なく行えます。
「答えてくれ...フェイズ・シクサーとは何なのか?何故にあの者達は反抗する?彼は今や...」
「いいか、ターン...」
「全く持って君は正しい...だが命乞いを止めたのなら、もはや彼は...そう終わったも同然だ...」
「 もう一撃喰らわせて開放しろ!」
「さっさと...終わら...せろ...」
「ふむ、我々の職務を理解してないようだ 君は外皮を溶かされ、各部を粉砕されたに過ぎない...」
「これしきで終わるとは思うまい?だがいいかね、君の陰惨な最期を何処かの臆病なディセプティコン兵が知れば...迷わず大義に準じる道を選ぶ事だろう!」
「戦争は終わった...」
「戦争が、何だね?終わったと?そうだといいな...メガトロン様が自ら認めるまでは、戦争に終わりはない!」
「俺が...悪かった...」
「下がれ、フェイズ・シクサーが彼岸に旅立つぞ...」
「彼の罪状?生きている事さ それで十分だ!」
「こちらDJD...いい知らせと悪い知らせを持ってきた...決断まで15分与えよう!」
「奴らのリストに載ったのかよ...どこの馬鹿だ!」
オルトモード/Alt Mode。
「欺瞞を許すな!」
ロボットモード/Robot Mode。
「トランスフォーム!」
「メガトロン様の名高き声を忘れた事は無いが...真っ先に棺を暴く誘惑には抗い難いな!」
「今だ!」
「ぐはぁ!」
「奴らが戦ってる間に逃げるぞ!」
「バカ言え!決着が着くまで目が離せるかっての!」
「貴様への憎悪が蘇ってきたぞ!」
「クセになりそうな感触だ!」
「戻って戦え!逃げて無駄だ!戦っても無駄だだがな...ハナっから...ウソだろ⁉」
「さほど意外には思わんだろうが、私はバンザイトロンが記したファイルを読んだ!」
デュアル バレル フュージョン キャノン/Dual-barreled Fusion Cannon。
「歴代全てのディセプティコンを評価したファイルだ...」
「そして改めて彼らを評価し直した、自分なりの重要度を決めたのだよ...」
エヴォフュージョン/Evo-Fusion。
「ところで少々、貴様に尋ねたい...」
「正直私の理解も及ばぬのだよ...6人の大罪者と手を結んだと聞いたが、真かね?」
「ぐっ!...」
「DJDのクズども、こいつを見ろ!マイティ・メガパンチャーだぜ!」
「ようやく思い出したぜ...最大の特徴は搭載兵器だ!」
「ただの...サイバーノートに過ぎん、やれ!」
「余興は終わりだ!」
「わが旋律に耳を傾けよ...」
「ん⁈ 」
「散開しろ!」
「結局期待はずれだったな...」
「ターン!指示通り発見しました!ついに居場所が掴めました!」
「まさかオーバーロードのか⁉ 総員乗船!」
「まだ聞けるものは聞きたまえ...おめでとう諸君らはリスト入りを果たしたぞ!」
【比較】
トランスフォーマー アースライズで発売されたER-13メガトロンと、タンクモード同士で比較。
並べると、ターンはどうしてもサイズが小さいのが気になるかもしれません。
トランスフォーマー アースライズで発売されたER-13メガトロンと、ロボットモード同士で比較。
正面から見るとあまり気になる箇所は無さそうですが、手に取ってみるとターンの方が明らかに軽く、ロボットモードのボディーの薄さなども相まってターンの方が貧弱な印象がどうしてもあります。
setumeidou51point.hatenablog.com
同じボイジャークラス&ウェーブ4で発売されたレガシー エヴォリューション マクシマル レオプライムのビーストモードと比較。
こちらもサイズが気になりますね。
最後はレガシー エヴォリューション マクシマル レオプライムとロボットモード同士で比較。
こちらは逆にターンの方が背が高くなります。
setumeidou51point.hatenablog.com
ターンのリデコTFになるブラジオンのレビューはこちらです。
setumeidou51point.hatenablog.com
コミックに登場したTFのレビューはこちら。
コミックエディションのレビューはこちらから。
同じレガシー エヴォリューションのレビューはこちらから。
コミコン限定 レビュー。
レガシー ユナイテッドのレビューはこちらになります。
海外Amazon限定品 レビュー。
以上【レガシー エヴォリューション/LEGACY EVOLUTION】 海外版 トランスフォーマー レガシー エヴォリューション コミックユニバース ターン (国内版ではトランスフォーマーレガシー TL-26 ディセプティコンターン) の玩具レビューでした。
発表された時は「ようやくか~」と言う気持ちになりましたね。国内での翻訳本の発売は数年前なので日本だけで考えると良いタイミングかもしれませんが、アメコミで初登場してからは長かったですから。最近だとディセプティコン ソルジャー/Decepticon supersoldierと言う別キャラですが、デザイン元がこの「ターン」になるTFがサイバーバースに登場していましたし、トランスフォーマー/ビースト覚醒(Transformers: Rise of the Beasts)に登場する、スカージにもこのターンの要素が少しある気がするので人気は非常に高いキャラクターだと個人的に思います。
触ってみた感想として、変形の難易度は低いので簡単にオルトモードやロボットモードの各形態に変形させられます。ロボットモードも非常に良く動き、ポーズ付けが楽しかったです。
ただこれまでのボイジャークラスと比べると、どうしても気になってしまう箇所はあります。オルトモードだと無限軌道の下部、メガトロンなどで見られた車輪パーツは無い為、砲塔部分以外に可動箇所が無くなってしまっている点。ロボットモードだとマスクが取れない箇所や、背中にガンダムのビームサーベルの様に配置されている細長い砲塔パーツは折れないか多少心配になります。また両モードで言えることですがボリュームが全体的に足りず、肉抜き穴などは気になりませんが持ってみると軽い為、リーダークラスで...と願ってしまうのが正直なところでした。
ただレーザーオプティマスやジアクサスなどに感じられた、ポーズの付け辛さなどは無く、本当に良く動かせますし、コミックのデザインとも非常に近い為、好印象な部分も多々あります。そもそも「ターン」としての変形玩具は、この玩具が初となるので少しでも興味があれば大変魅力的に感じると思います。
国内だと3月下旬発売予定になっているので是非手に取って遊んでみてください!
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「ありがとうございました!」