
トランスフォーマー レガシー エヴォリューション
マクシマル レオプライム
TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION
MAXIMAL LEO PRIME
通常販売(国内・海外)
今回レビューするのは海外版の方で、国内ではトランスフォーマー レガシー TL-25 レオプライムとして3月下旬発売予定になっています。
それと「Evolution」を翻訳すると「エボリューション」とも出て来ますが、新ギミック「Evo-Fusion」を国内公式HPで見ると「エヴォフュージョン」と訳されているので、それに準じて当記事では「エヴォリューション」と書いております。
【レガシー/LEGACY】
Universes collide!
Transformers: Legacy brings together fan-favorite characters from across the Transformers multiverse. Figures feature deco inspired by their universe with an updated Generations design. In honor of the almost 40-year legacy of Transformers entertainment, the fandoms come together from across the Transformers multiverse, all in one toy line.
宇宙が衝突!
トランスフォーマー レガシーは、トランスフォーマーの多元宇宙全体からファンのお気に入りのキャラクターを集めていました。フィギュアは、更新されたジェネレーションズデザインで彼らの宇宙に触発されたデコを特徴としています。
トランスフォーマーのエンターテインメントのほぼ40年の遺産に敬意を表して、ファンダムはトランスフォーマーの多元宇宙全体から、全て1つの玩具ラインに集まります。
【バイオ/BIO】
MAXIMAL LEO PRIME
Leo Prime comes off as harsh and militaristic, but behind his tough exterior is a sense of gentleness.
マクシマル レオプライム
レオプライムは荒々しく軍国主義的な印象があるが、タフな外見の裏に優しさを備えている。
※自動翻訳に加え自分の言葉に置き換えている為、正確ではありません。
【オリジンユニバース/ORIGIN UNIVERSE】
正確には「ビーストウォーズⅡ」だと思いますが、ビーストウォーズと書かれていました。ちなみに国内のHPでは「ビーストウォーズワールド」と書かれています。
【テックスペック/TECH SPEC】
体力10.0 知力10.0 速度10.0 耐久力? 地位? 勇気? 火力9.0 技能?
レガシーのレーザーオプティマスプライムはオリジナルと比べると、数値が低くなっていたのが気になりましたが、レオプライムは分からない数値以外変更箇所は無さそうですね。
【パッケージ】


パッケージはレガシーから変更され、エヴォリューションとして新しいパッケージデザイン。

上面。

こちら側のサイドにはロボットモードのイラストが描かれています。

レガシー エヴォリューションのマクシマル・オートボット側のメインイラスト。
このイラストは...

エヴォリューションでも引き続き、プレダコン・ディセプティコン側と並べるとイラストが繋がります。
(これがレガシー エヴォリューションのメインイラストになります)

底面。
【板紙】

このように梱包されていました。
【説明書】

1枚付属。
マクシマル レオプライム/Maximal Leo Prime
マクシマル/Maximal
ボイジャー/Voyager Class
他の姿では「オートボット」でもあり、多元宇宙の悲惨な変化に対処するために作成された、「コンボイ」にも所属しています。(他のメンバーは、多元宇宙から集められた13人のプライムと他のリーダーたち)
【ビーストモード/Beast Mode】

ライオン/Lion
ビーストモードの名称は、バイオやハズブロパルスのHPだとライオンと書かれていましたが、国内のHPを見るとホワイトライオンと書かれています。アニメ劇中でも「白いライオン」と呼ばれていたので、国内の呼び方の方が馴染があり正確な気がしますね。(ちなみにこのビーストモードのモデルは、ジャングル大帝の主人公 レオみたいです)
ライオコンボイとしては約2年前にマスターピース(以下MPと表記)として発売されたのが記憶に新しいのですが、レガシー エヴォリューションでも発売されました。MPで発売されたのはいずれ現行ラインでも発売されると噂がありましたが、今のところその通りになっていますね。
【ビーストモード/Beast Mode】 
ライオン/Lion
下側のタテガミの位置は説明書だとこの位置になるので、この写真の位置が正しいのかもしれませんが、パッケージ裏などを見ると最初に取った写真の位置になっているので混乱します。この位置だとロボットモードの拳パーツがより見えてしまう為、大部分は最初に載せた位置で撮っております。正確では無かったら申し訳ございません。




各アングルから。
MPとはまた違った印象のビーストモードになっています。キングダムで発売されたオプティマスプライマルなどと並べても違和感は無そうなのが嬉しいですね。
後ろ足はどうしてもロボットモード部分が見えてしまいますが、アニメでも描かれていた部分なのでここは気にしなくても良いかもしれません。ただ同時発売のターンほど露骨に見えているわけではありませんが、タテガミ部分の拳パーツが見え隠れしてしまっているのは多少気になるかもしれません。
【頭部アップ】

鼻部分はブラックで、牙はホワイト、他は成形色になっています。
発表された時から話題になっていたと思いますが、瞳が無く面長に見える顔になっている為、この顔は賛否両論...意見が別れそうです。
【5㎜凹ジョイント】

タテガミのパネルパーツを展開することによって、5㎜凹ジョイントが出て来ます。
【シグネチャーウェポン/Signature weapon】

ターゲット追尾ミサイル/Target-seeking missiles
「ライオンのタテガミの中にある大砲から、一連のミサイルを発射する」
説明書にも書かれている形態で、オリジナルの玩具では「アタックモード」と言う名称がついていたと思います。
レガシー エヴォリューションから登場した新ギミック「エヴォフュージョン」になるのかと思ったのですが、バイオやパッケージを見ると違うみたいですね。
【3㎜凸ジョイント】
武器の先端部分は3㎜凸ジョイントになっているので、エフェクトパーツを取り付けることが出来ます。

また付属武器の二つは専用の凸ジョイントがあり、タテガミ部分には凹ジョイントがあるので、左右に有る5㎜凹ジョイントを使用しなくても武器を装着出来ます。

そしてこの武器は装着したままでも、ロボットモードに変形出来ます。
(説明書には記載されていませんでした)
【ビーストモード/Beast Mode】

ライオン/Lion
この状態でもエフェクトパーツを取り付けることが出来るので、高速で走っている様にも出来ますが、多少不格好...何だかゾイドにも見えますね。
【エヴォフュージョン/Evo-Fusion】
ライオンクロー/Lion Claws
「既知の物質を切り裂くことができる、隠された爪の刃を展開する」
前足の裏側に内蔵されているので、手動で展開します。
アニメ劇中でも使われていました。
【可動箇所】
口の開閉が可能。


上←・→下
下のタテガミパーツはここまで動かせます。

前足は、上の矢印の箇所がポールジョイント接続、下はロール軸になっています。

前後はここまで。

本体側の接続部分はロール軸、足側は〇で囲った箇所に可動箇所があり、上に上げられるのは写真ぐらいまでが限界です。その下にもロール軸があり、赤い丸で囲った箇所はロックがあるので基本的には動かせません。その隣の矢印の箇所は多少ですが動かすことができ、その下はロール軸で設置する足首は横に90°まで動かせます。


上←・→下
尻尾はここまで動かせました。


「マクシマイズ!」
【ロボットモード/Robot Mode】


アニメ「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」では、サイバトロン宇宙警備隊惑星ガイア方面軍司令官として登場しました。最初はコンボイと名乗っていましたが、ホワイトライオンをスキャンして「ライオコンボイ」と名乗るようになったと記憶しております。アメコミでも最初は「ライオコンボイ」と言う名前で登場しており、海外でも認知はされていると思います。ただ最近では、「レオプライム」名義で発売されてきた玩具も複数あるので、逆に国内だと商品名のレオプライム呼びで、違和感などは感じないと思います。ちなみにこの「レガシー エヴォリューション」では最高司令官と言う肩書になっていました。




各アングルから。
高額商品になるMPを除けば、ここ数年リカラーモデルとして発売されてきたレオプライム/ライオコンボイでしたが、レガシーエヴォリューションでは完全新規で発売されました。左右非対称のデザインが特徴的で、オリジナルを模した玩具としては、4体目(1:BWⅡ 2:ロボットマスターズ 3:MP)になりますが、レオプライム名義だと初になります。(それと劇中ではライオンの口は開いてたりもしましたが、パッケージや説明書を見ると閉じているのがデフォルトみたいですね)
【頭部アップ】

頭部はフル塗装されており、メット部分はブルー、目はレモンイエロー、額・マスク・サイドの突起部分はシルバーで塗装されています。
【5㎜凹ジョイント】




脚部のサイド・足裏には5㎜凹ジョイントが確認でき、ビーストモードでも使用した箇所もパネルパーツを展開することによって、問題なく使用できます。

ここにもエフェクトパーツを装着したり...

付属する武器をマウント出来ます。

また回転部分が無いのでライオタイフーンを完全に再現は出来ませんが、タテガミのパネルパーツを展開すればそれらしくは出来ました。
(技名としてはファイヤータイフーンもあるみたいですね)
【スタンド用凹ジョイント】
矢印の箇所にスタンドに利用出来るジョイント穴があるので...

浮かせるようにしてディスプレイが可能です。
(写真はアクションベース4を使用)
【ギミック】
胸部は開閉することができ、中には...

エネルゴンマトリクスがあります。
また3㎜凸ジョイントになっているので...

エフェクトパーツを装着出来ます。

ギミックと言って良いのかわかりませんが、右肩に配置されたライオンの口は開閉ができるので、撹乱弾(レーダー撹乱弾・レーザー撹乱弾・ミサイル撹乱弾など諸説あり)を発射してる様にポージングできます。

また左肩のアーマー内にあるライオンの尻尾を展開すれば、ライオビュートの様にも遊べる気がします。
【シグネチャーウェポン/Signature weapon】
ミサイルブラスター/Missile Blasters
上と下の2種類あり、全部で4つ付属します。
(恐らく上の2つがライオビームで、下の2つがライオミサイルがモデルだと思います)

タテガミのパネルパーツを展開し5㎜凹ジョイントに短い方のミサイルブラスターを接続...

次に背中のパーツを上げると、専用のジョイントがあるので長い方のミサイルブラスターを装着すれば説明書で書かれていた形態にできます。
【ロボットモード/Robot Mode】


ミサイルブラスターを装着した状態。
(写真は装着するのに展開したパーツは元に戻しています)

ビーストモードの時に書きましたが、武器の先端部分は3㎜凸ジョイントになっているので、エフェクトパーツを取り付けることが出来ます。

そして背中のミサイルブラスターにエフェクトパーツを装着すれば、スラスターに見立てることも出来ます。
【シグネチャーウェポン/Signature weapon】
ターゲット追尾ミサイル/Target-seeking missiles
「ライオンのタテガミの中にある大砲から、一連のミサイルを発射する」
【ロボットモード/Robot Mode】


こちらも説明書にも書かれており、恐らくオリジナルの玩具であった「アタックモード」をロボットモードで再現した姿になります。

エフェクトパーツを銃口に装着してポージング。
【エヴォフュージョン/Evo-Fusion】
ライオンクロー/Lion Claws
「既知の物質を切り裂くことができる、隠された爪の刃を展開する」
基本的にはビーストモード時と同じです。前足を前方に向け、内蔵されているクローパーツを展開します。スプリングギミックで展開されないのはあえて気にしませんが、クローが明らかに短いのは残念でした。

ポージング。
(エヴォフュージョンギミックなのですが、説明書だとこれ単体では載っていません)
【エヴォフュージョン/Evo-Fusion】
ライオンクロー・ライオビーム・ライオミサイル/Lion Claws・Lio Beam・Lio Missiles
説明書には書かれいるのですが、名称などはバイオを見ても書かれていないので間違っていたらすみません。
【ロボットモード/Robot Mode】


エヴォフュージョンギミックか正確にはわかりませんがTFwikiを見ると、フリップアウトブラスターとクローがエヴォフュージョンになっているので、もしかしたらこちらもそうなのかもしれません。

こちらもポージング。

エフェクトはジョイントを挟んで付けていますが、ミサイルブラスターを反対にして手に持たせて、レーザートンファーを再現してみました。

アニメでも使用していた、ライオミサイルを腕部から放つシーンも再現。
【可動箇所】

頭部はポールジョイント接続で360°の回転が可能。また下には動かせませんが、上方向には動かせます。
右肩に配置されているライオンの頭部は、背中のパーツと接続されており、後ろには動かせるのですが、頭部を本体側に押し込むため上下の可動範囲は狭いです。(口と下側のタテガミパーツはビーストモードと同じ様に動かせます)
右肩は横・前後に動かす事が出来ますが干渉してしまい余り動かせません。(詳しくは後述)その下にロール軸、肘は90°まで曲げられ、手首ロールなどはありません。ライオクローの部分は、上の二つがポールジョイントで1番下の箇所はロール軸になっています。


←前・後→

左の肩パーツはヒンジ接続になっていて、写真ぐらいまで動かせます。その為、干渉部分がある右腕よりも可動範囲は広く感じます。
(それ以外の箇所は、右腕と同じ)


←前・後→


肩パーツの接続箇所はロール軸になっているのですが、前には干渉してしまう為、基本的に動かせません。後ろ側には写真ぐらいまで動かせます。

また可動箇所というか、背中のパーツはロック自体がありませんでした。

腰は360°の回転が可能です。

本体側の接続部分はロール軸、足側は〇で囲った箇所に可動箇所があり、その下にもロール軸があります。また赤い丸で囲った箇所はロックがあるので基本的には動かせません。膝は90°まで動かせ、その下にはロール軸があり接地する足首は横に90°まで動かせます。

前後はここまで。

開脚はここまで出来ます。

接地は写真ぐらいまで。

立膝は問題なく行えます。

【ビーストウォーズⅡ】
「白い...ライオン⁈」




「まさか!あなたは⁈」

「ライオクロー!」

「変身!」
ロボットモード/Robot Mode。

「みんな、心配をかけたな!コンボイ改め、ライオコンボイだ!」

「お前は小惑星で死んだはず⁉」
「天はまだ私を必要としてるようだな!」

「ジャングルの自然を破壊し、動物たちを傷つけるお前たちに情けをかける必要はない!」

「ライオビーム!」

「ライオミサイル!」

「ライオタイフーン!」

「エネルゴンマトリクスが...」

「うぉぉぉぉぉ!!」


「レーザートンファー!!」

「光が我々を導いてくれる!サイバトロンの正義を必要としている次の戦場へ!」

「よし! 明日に向かって行くぞ!!」


キングダムで発売された、マクシマル スカイワープと一緒にポージング。


次はIDW ビーストウォーズでも共演した、マクシマル グリムロックとポージング。



最後はレガシーエヴォリューションのメインイラストから妄想して、ポージング。




次はビーストモード同士でWFC オプティマスプライマルと並べてみました。
キングダム版ではなく、WFC版にはなりますが違和感などは無いと思います。


最後はロボットモードで比較。
確かアメコミではこの姿で並んだ事は無いと思いますが、劇場版『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!』で共演していましたね。
リカラー+新規武器が追加されたネメシスレオプライムのレビューはこちら。
40TH SELECTION ライオコンボイのレビューはこちら。
他のビーストウォーズⅡユニバースのレビューはこちらから。
レガシー レビュー。
HASBRO PULSE限定 レビュー。
同じレガシー エヴォリューションのレビューはこちらです。
コミコン限定 レビュー。
レガシー ユナイテッドのレビューはこちらになります。
海外Amazon限定品 レビュー。

以上【レガシー エヴォリューション/LEGACY EVOLUTION】 海外版 トランスフォーマー レガシー エヴォリューション マクシマル レオプライム (国内版ではトランスフォーマーレガシー TL-25 レオプライム) の玩具レビューでした。
発表された時は、MPでも数年前に発売されていたので衝撃度は高くなかったのですが、最新の可動範囲と念願のボイジャーでの発売というのは嬉しかったです。海外でもアメコミで登場しているので人気はそれなりにあるのでしょうか?日本が製作したTFアニメの登場キャラが最近多くリメイクされているのを実感しますね。
触ってみた感想として、変形の難易度は個人的には少し高めに感じてしまったので多少わずらわしさを感じました。またロボットモードの背中のパーツが固定されないのと、ライオクローが短いのは残念に感じました。
可動範囲はデザイン上仕方が無い気もしますが、同時発売のターンなどと比べると干渉部分が多く、実際手に取ってみると印象が変わるかもしれません。それでもターンの時に気になったボリューム不足はレオプライムには感じなかったので、可動範囲のことを考えなければ満足感は高いと思います。
別シリーズのリカラーなどではなく、オリジナルの姿のリメイク玩具として、ボイジャークラスで発売されたのは、かなり評価が高いですよね。レオプライムがライオコンボイとして登場したアニメ「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」ではないのですが、実写映画 トランスフォーマー/ビースト覚醒(Transformers: Rise of the Beasts)が8月公開予定、そしてビーストウォーズを再編集した「ビーストウォーズ アゲイン」が4月から放送と、これからの展開も楽しみです!
国内だと3月下旬発売(記事を公開した日)になっているので、もうお手元で手に取っている人も多そうですが、まだの人も興味がありましたら是非手に取ってみることをオススメします!
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