バンダイ スピリッツ
BANDAI SPIRITS
MOBILE SUIT GUNDAM IRON-BLOODED ORPHANS MOON STEEL
HGIBO 1/144 042 GUNDAM GREMORY
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』より、ガンダム・グレモリーがHGで立体化!
特徴的な頭部はフードの展開、内部のガンダムフェイスも再現。
頭部のフードは2軸可動により表現の幅を広げている。
片刃が破損し巨大な鎌にも見える特徴的なバトルアンカーは、破損箇所に緻密なディテールを施しリアリティをアップ。
小手アーマーは2軸可動させることで、バトルアンカーを構えたポージングを阻害しない設計となっている。
プラスチックキット。
素組+ホイルシール貼り付け済みのレビューになります。
【パッケージ】
パッケージ。
バトルアンカーを振り抜いているガンダムグレモリーの迫力あるイラストが描かれています。
こちらは両側同じイラストになっています。
ポージングや可動箇所、付属品に加え本体のギミックなどが載っています。
警告&注意。
対象年齢:8歳以上。
【説明書】
写真以外のページも数枚カラーページがありました。
【シール】
ツインアイや肩部のホワイト、各部にあるグレー(スラスター内部など)に貼るホイルシール。
【ポリキャップ】
ポリキャップは【PC-002】
型式番号 ASW-G-56
全高 20.5m 本体重量 33.4t 武装 バトルアンカー×1
搭乗者 デイラ・ナディラ
<ギャラルホルン>において<セブンスターズ>を補佐する立場にある名家のひとつナディラ家が代々継承してきた<ガンダム・フレーム>を持つモビルスーツ。現在は次期当主のデイラ・ナディラが実父より権限を引き継ぎ所有している。<グレモリー>最大の特徴は、外套のようなオープン機構の頭部装甲ナノラミネートコートにある。ナノラミネートアーマーを幾重にも重ねることで実現した耐ショック性能はまさしく無敗の盾となる。約三百年前の<厄祭戦>を戦い抜き、現在に至るまで機体が残っている大きな要因と言える。
出来る限りフレームのみにした状態。
「ガンダム端白星」から一年近く開いて久しぶりにオルフェンズ系のHGが一般発売されましたね。
フレーム自体にはグレモリー用の新規パーツなどはありませんでした。
手首や姿勢を変えて。
各アングルから。
【頭部アップ】
アーマーを取り付けてしまうと大部分が見えなくなってしまうのでフレーム状態でも頭部アップ。
鉄血のオルフェンズのHGの為、フレームは共通化されています。グレモリーのフレームは「ガンダムフレーム4」でした。
300年前の「厄祭戦」と呼ばれる大戦で運用された、72機のガンダム・フレーム採用機の内の一機。
フレームにナノラミネートアーマーを取り付けて完成体に。外套のような頭部装甲ナノラミネートコートが特徴的な機体ですね。
ただ劇中に登場した年代では失われた技術みたいですがナノラミネートコート自体はグレモリー専用と言うわけではないみたいですね。
各アングルから。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(アニメ)の方では未登場でしたが公式外伝 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼(漫画)の第二期に登場しました。
【 頭部アップ】
ナノラミネートコートがあるので正面からだとちょっと見辛いですね。
【フェイスカバーオープンギミック】
頭部の前面にある装甲を矢印の方向に倒し...
ラミネートコートはバックパックからアームで繋がっているので矢印の方向にスライドさせれば頭部が露出します。
フェイスカバーが展開されピンク色のアーマーが装着された頭部が見える様になったのでまた印象が変わって見えます。
各アングルから。
ガンダムグシオンを先に見ているのでそこまで衝撃を受けなかったのですが鉄血のオルフェンズに登場するガンダムはいわゆるガンダムのデザイン的なところからは離れている感じがありますね。まぁガンダムフレーム全般に言えてしまうので今更感はありますが...個人的にはとてもカッコ良いので今回立体化されてとても嬉しかったです。
【頭部アップ】
展開状態で頭部アップ。
Vアンテナと一体化しているマスクにも見えるアーマーが特徴的な頭部。
【小手アーマー可動ギミック】
小手アーマーは2軸により矢印の方向に可動する事が出来ます。
このギミックはバトルアンカーを構えたポージングを阻害しないようにする為みたいです。
ここにはスタンド穴があるので...
浮かせるようにしてディスプレイが可能です。
(アクションベース5を使用)
【ハンドパーツ】
ピンクの平手の方はグレモリーで新規に付属する物だと思います。ポージングに役立ちそうですね。
グレーの武器を保持したりする拳はガンダムフレームのランナーにあったので共通するパーツだと思います。
それぞれ装着してみるとこんな感じです。
個体差か平手パーツの方が緩い感じがしました。
【バトルアンカー】
説明文にもありましたが片刃が破損し巨大な鎌にも見えるのが特徴的ですね。
こちらは破損していない方の刃です。
破損している方の刃です。
バトルアンカーの刃パーツは...
このように付け替えが容易な設計になっているのでニコイチすれば破損していないバトルアンカーにも出来ます。
片手でも持てますが持たせ方によっては肩のポールジョイントが重さに耐えられませんでした。
両手持ちも可能です。
【可動箇所】
頭部はポールジョイント。ただフードが展開されていない時は写真ぐらいまでしか横を向く事が出来ません。構造的には下にも向けますが頭部の前面にある装甲と干渉してしまうので下にも写真ぐらいまでしか向けませんでした。ただ上にはフード部分に関係なく向く事が出来ます。
以下展開状態で説明させていただきます。
基本的にはフレームは共通化されていますので「ガンダムフレーム4」を採用している他のHGと同じだと思われます。
頭部はフードを展開した状態でも胸部のフィンの様なパーツに顎が干渉してしまうのでそのままだと360°の回転は出来ません。肩部分は上に水平に上げられるのは写真ぐらいまで、腕自体はポールジョイント接続になっています。肩の可動箇所近くにロール可動出来る箇所があり、肘は腕の装甲同士が干渉してしまうので90°より多少曲げられると言った感じ、ハンドパーツもポールジョイント接続。
本体側の腕の接続パーツは引き出し構造などにはなっていませんがポールジョイント接続なので前後に写真ぐらいまで動かせます。
肩アーマー内のグレーのパーツは可動します。また肩アーマー自体も90°まで上に動かす事が出来ます。
背面のスラスターは接続箇所で多少回転出来ます。また可動箇所はもう一つあり内側にはラミネートコートのフード部分が干渉するまで、外側には写真ぐらいまでスイングする事が出来ます。
腰はポールジョイント接続の為、360°回転可能。
身体もある程度反らす事が出来ます。
腰のフロントアーマーはサイドアーマーとポールジョイントで接続されています。
本体側の股関節は前後に可動し足側の股関節は腿の装甲が大きいので角度によって可動範囲が制限されます。腕部同様に接続箇所でロールでき膝関節は写真ぐらいまでが限界です。足首はポールジョイント接続でつま先パーツ・アンクルガードにも可動箇所があります。
開脚は180°ぐらいまで出来ます。
接地性能も抜群ですね。
立膝は写真ぐらいまでは出来ますが膝の可動範囲が狭いのと踵が可動しないので厳密には出来ません。
【以下、適当なポージング】
フレーム状態で戦闘しているのはおかしい感じもしますがポージング!
ガンダムアスタロトリナシメントと写真を撮りたかったのですが持っていないのでグレモリーの発売日に近い日に再販したガンダムアスタロトと!
ナノラミネートコートで攻撃を受け止める。
VSアスタロト!
他のガンプラのレビューはこちらになります。
setumeidou51point.hatenablog.com
Figure-rise Standard/フィギュアライズ スタンダードのレビューはこちらです。
setumeidou51point.hatenablog.com
setumeidou51point.hatenablog.com
以上【機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼】 HGIBO 1/144スケール 042 ガンダムグレモリー のレビュー でした。
最初見た時からデザインが物凄く好みでした。外套のようなラミネートコートや破損して外見が鎌の様になってしまった武器、死神を連想してしまうデザインから好きな所しか見つからなかったです。
プラモデル自体は個体差では無いと思うのですがガンダムフレームを採用しているので関節の接続が緩かったり保持力が弱かったりがありこのグレモリーもそこが気になりました。ポージング次第では倒れてしまったり腕が下がって来たりしてしまうのは遊んでいるとどうしても気になりますね。
それとこのプラモデルは売っているところをほとんど見ませんでした。発売日当日とその翌週のみしか店頭では見なかったです。今考えると手に入ったのはかなり幸運だったのかもしれません。
最初の方にも書きましたが、ガンダム・端白星から一年近く開いて久しぶりにガンダムフレームのHGが発売されたのは嬉しかったです。最近シルエットが公開されましたが端白星が登場するスマホアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」から名前は仮称ですが 1/144 ガンダム・フレーム機体が発売予定になっているので今から楽しみですね。