
ティースパーク
RMZ-002 ジェノザウラー
T-SPARK
ZOIDS REALIZE MODEL
RMZ-002 GENO SAURER
【リアライズモデルとは】
「超可動」「組み立てやすさ」「コレクション性」を高めたアクションプラスチックキットシリーズ。パーツ数・サイズ感・デザイン・構造を追求。
「受け継がれたのは冷血の遺伝子」
【パッケージ】




対象年齢15才以上になり大人向け商品の為、玩具ではありません。

ちなみに箱のサイズは価格の違いもあり、ブレードライガーよりも大きかったです。
【取扱説明書】

1枚付属。

誤りがあったみたいで、訂正用紙が入っていました。
【ランナー】

〔A〕

〔B〕

〔C〕

〔D×2〕

〔E〕

〔F〕

〔G〕

〔H〕

〔I〕

〔J〕

〔K〕

〔L×2〕

〔M〕

〔N〕

〔O〕

〔Q〕

〔P01〕

〔P02〕×2
(P02②は3つ、④は1つ、⑦は4つ余ります)

〔R〕

〔Z〕
EZ-026 ジェノザウラー/EZ-026 GENO SAURER
ティラノサウルス種/TYRANNOSAURUS TYPE
1/100 アクションプラキット/1/100 ACTION PLASTIC KIT
記事は素組みでのレビューになります。
(シール類は付属せず、頭部の一部は初めから塗装済みでした)


帝国摂政プロイツェンの直下で独立行動を取る少年兵レイヴンの愛機。デスザウラー復活計画の際に遺跡から発掘されたコアを帝国技術部が分析し、完全新規のゾイドとして完成させたデスザウラーの変異体。最大の武器は集束荷電粒子砲。発射の際には尾部の排熱フィンと共に、衝撃に耐えるための踵部アンカーが展開。姿勢変形により頭部から尻尾の先まで一直線となり、ジェノザウラーそのものが荷電粒子砲の砲台として機能する。その威力は凄まじく、大型ゾイドすらも一撃で撃破できる。背部にはロングレンジパルスレーザーライフル2門を装備、頭部レーザーガンを合わせた一斉照射では、シールドライガーのEシールドも撃ち破る。ワイヤーによる射出が可能な腕部のハイパーキラークローは、切り裂く以外にも相手を掴んでの電撃攻撃も可能。脚部にハイパーストライククロー、頭部にはハイパーキラーファングを装備する。活性化されたゾイドコアにより従来ゾイドを遥かに上回るスピードとパワーを発揮し、機動性の高さも相まって通常ゾイドではジェノザウラーに打ち勝つのは難しい。
スペック/SPEC
LENGTH: 23.0 (m) HEIGHT : 11.7 [m] WEIGHT: 112.8 [t] MAXIMUM SPEED : 260.0 [km/h]




リアライズモデル版の大きさは1/100の為、オリジナル玩具の1/72より小さいボディーで立体化されています。
先行して発売されているHMMシリーズ(コトブキヤ)にアレンジは近いと思いますが、頭部が小さくボディーが細いのは同時発売のRMZ-01 ブレードライガーと同じなので、リアライズ版で共通してるアレンジなのかもしれません。その他にも新たなアレンジが多く見られ、コンセプトスケッチを見てもオリジナル玩具から脚部バーニアカバーや冷却フィンが黒からグレーに、ロングレンジパルスレーザーライフルも独自に色分けされデザインが変更されています。
(組み立て自体はHMMシリーズよりも難易度は低く、RMZ ブレードライガーよりは時間がかかりました)

上面。

底面。

底面のパーツは3㎜径の凸ジョイントで接続されているので、外すとスタンドに利用できる3㎜凹ジョイントが露出します。
ブレードライガー同様説明書に記載はありませんが、公式HPにはスタンドを使った写真が載っているので、正式なものだと思われます。
(デザイン的にこうしたのだと思われますがパーツを外さないといけないため、多少の手間は感じてしまうかもしれません)
【頭部アップ】

目や周りのシルバーは最初から塗装済みでした。
また上記で書いた通りRMZのジェノザウラーは小顔になっているので、アニメに近いのはオリジナル玩具の方だと思います。

〔レーザーガン&レーザーセンサー(組み替えパーツ)〕
量産機←・→専用機
2つ付属します。
選択式になっていますがブレードライガーとは違い、交換する時に頭部をバラさなくても組み替えることができます。


〔レーザーガン&レーザーセンサー〕
量産機←・→専用機
組み替えてみるとこんな感じ。
レーザーガンにはエフェクトパーツが付かないのでこちらも欲しかったですね。(最初に指示されるのは量産機(旧キット版)パーツの為、最初はそちらで写真を撮っていましたが以下切り替えています)
【コクピットギミック】

胸部のコクピットハッチは開閉ができ、パイロットフィギュアは専用のジョイントで固定します。
【パイロットフィギュア】

一般兵士←・→レイヴン
スペース的に余裕があった為かブレードライガーに付属するパイロットフィギュアとは違い、完全な形で造形されています。
【パイロット搭乗】

レイヴンのフィギュアを載せてみました。
【各部可動域】

〔ハイパーキラーファング〕
口はここまで開きます。

〔収束荷電粒子砲(組み替えパーツ)〕
通常用←・→発射形態用
砲塔は2つ付属し、選択式になっていますが引き抜くだけなのでレーザーガン&レーザーセンサーよりも簡単にできます。ただ個体差か通常用の方がきつく発射形態用の方が緩かったです。
(また砲塔は脱着ギミックとなっていました)


〔収束荷電粒子砲〕
通常用←・→発射形態用
組み替えてみるとこんな感じ。

収束荷電粒子砲 充填状態エフェクトパーツ
アニメ劇中では表現の難しい複雑な色でしたが、目のカバーと同じクリア成形。
(後述するもう一つのエフェクトパーツよりは劇中に近いと思います)

発射形態用の砲身にエフェクトパーツを装着してみるとこんな感じ。
取り付け方法は差し込むだけなので簡単ですが砲身パーツは上下可動するのと、こちらも個体差か段々とエフェクトパーツの重みで頭部が下を向いてしまいます。

赤い矢印の箇所はボールジョイント接続、引き出すことで可動範囲が広がります。

頭部は左右に振れます。


上←・→下
ここまで動かせます。

〔ロングレンジパルスレーザーライフル×2〕
(ディテールが増え細かく色分けされています)

上下・左右良く動きますが、向きによっては干渉してしまいます。

ロングレンジパルスレーザーライフル 発射エフェクトパーツ×2
同じものが2つ付属します。
(目のカバーと同じクリア成形)

エフェクトパーツを装着して、ポージング。
こちらも差し込むだけなので、取り付け方法は簡単。
(ちなみに色はアニメだとオレンジの為、劇中とは違っています)

〔ハイパーキラークロー×2〕
開←・→閉
残念ながらワイヤーギミックは再現されていません。
爪は全て別パーツのため独立して動かすことができ、手首は1軸接続(360°ロール)。それと付け根部分で上方向に動かすことができます。
(ポリキャップではありませんが1軸接続の箇所は、ねじ切れないか少し心配になる硬さでした)

〔ハイパーストライククロー×2〕
爪は全て別パーツのため独立して動かすことができ、足首は前後スイングとボールジョイント接続。
(足首の前後スイングは硬めです)

〔脚部バーニア&アンカー×2〕
こちらもアレンジされた箇所になり、格納されているバーニア・バーニアカバー・アンカーを展開できます。更にバーニアは上下に動かすことが可能。
(エフェクトパーツはありませんが、TFに付属するエフェクトパーツを外れやすいですが、一応取り付けられました)

ギミックとして写真ぐらいまで動かすことでホバリング形態(アニメ劇中だと通常移動時やジャンプ時に使用)にできます。


ハの字←・→逆ハの字
腕部と脚部は写真ぐらいまで横に開閉ができます。
腕部はボールジョイント接続で引き出しギミックがあり、脚部は軸を奥から引き抜くことで干渉しないようにし、軸の可動箇所(脚部側)を使って動かします。

前後に動かせる箇所は、接地性能の向上や...

ホバー走行などの劇中再現に役立ちます。


伸ばす←・→曲げる
腕部・脚部はここまで動かすことが可能。

排熱フィン×8
ここもアレンジがされ、劇中では黒1色でしたが、外側がグレー、内部が紫に変更されています。
(オリジナル玩具だと雑誌情報ではありましたが、実際発売された玩具には無かったので、約25年振りに再現されたことになりますかね)

尻尾は左右に振れます。


上←・→下
ここまで動かせます。

思っていたよりも尻尾は柔軟に動かせました。


収束荷電粒子砲 発射形態
収束荷電粒子砲の砲塔を発射形態用のものに組み替え、脚部バーニアカバーを開きアンカーで固定。首と尻尾の排熱フィンを全て展開して頭部から尻尾までを一直線になる様に姿勢を整えることで劇中同様に発射形態にできます。

横から見るとこんな感じ。
(頭部のボールジョイントはスライドさせないと写真の様にはなりません)
【アクション/Action】



















最後は、同時発売のRMZ-001 ブレードライガーと並べてみました。
setumeidou51point.hatenablog.com
リアライズモデルのレビューはこちらになります。
ゾイドのレビューはこちらになります。
ゾイドワイルドのレビューはこちらです。
・ゾイド ワイルド/ZOIDS WILD カテゴリーの記事一覧 - 51point

以上、ブログ(51point)での【T-SPARK】 ゾイド リアライズモデル 1/100 RMZ-002 ジェノザウラー (EZ-026) のプラモデルレビューでした。
新しく始まったリアライズモデルの第一弾になり、ブレードライガーと同時発売されたゾイドになります。
このジェノザウラーの第一印象として、アレンジがブレードライガーよりも強く感じられました。カバーの色など情報量が増えるので今風なアレンジなのかもしれませんが個人的には黒じゃない方に違和感を感じてしまいます。ただ内部が紫なのはメリハリが効いていて個人的に気に入りました。
基本的にリアライズモデルということで可動範囲は広く、劇中再現のギミックもあるのでそこまで不満はありませんが、腕部のボールジョイント接続の箇所が動かすと取れやすかったり、逆に関節が硬い箇所があったり、エフェクトパーツの色がアニメ劇中とは違っているなどは気になるかもしれません。
組み立ては比較的簡単で、専用機への組み替えもブレードライガーよりスムーズにできるのは嬉しかったです。(ブレードライガーもこの仕様にして欲しかった)
リアライズモデルシリーズとしては1/100で統一され、早くもRMZ-008までのラインナップも公開されていますし、AZシリーズでジェノザウラーが今年の7月発売予定となっているのも今から楽しみですね。またジェノザウラーもリカラー・リデコがシリーズが続けば発売されそうなので、そちらも楽しみにしながら待ちたいと思います。
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